コラム一覧

骨隆起とは

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

お口の中に硬いコブのようなものはありませんか?

このコブは『骨隆起(こつりゅうき)』といわれ、

上顎の内側にできるものを『口蓋隆起(こうがいりゅうき)』

下顎の内側に出来るものを『下顎隆起(かがくりゅうき)』

上下の歯ぐきに出来るものを『歯槽隆起(しそうりゅうき)』といいます。

口蓋隆起(こうがいりゅうき)

上顎の真ん中から喉へと向かって出来る骨のふくらみ

自覚症状はなく、上の顎は自分自身で見ることが少ないので気が付いたら大きくなっていることがあります。
熱いものを食べて火傷をしたり、口内炎が出来ることで痛みが発生し気づく方が多いです。

下顎隆起(かがくりゅうき)

前から4・5番目の歯の内側に出来る半球状の骨のふくらみ

基本的に左右に出来るため、下顎隆起が大きくなると喋りにくくなることもあります。

歯槽隆起(しそうりゅうき)

歯を支えている歯槽骨という骨がふくらみ、歯ぐきがコブのように盛り上がってきます。

歯槽隆起は上下の歯ぐきにできるため、これにより歯周病が悪化する可能性もあります。

骨隆起は触ると硬く、痛みはありません。
すでに出来ている骨隆起が自然に消えてなくなるくことはありません。

骨隆起が出来てしまう原因はまだハッキリと解明されていませんが、遺伝的な要因、噛む力が強い場合(夜間の歯ぎしりなど)はその力が顎に伝わることで骨が発達すると考えられます。
この噛みしめた状態が長く続くことで筋トレのようになってしまい歯を支える骨が膨らんでいってしまうのです。

骨隆起は除去したほうがいいの?

食事や会話の時に支障がない場合はそのままにしておいて大丈夫です。
ただ、入れ歯を使っていくことになった時に入れ歯と骨隆起が当たったり擦れたりして痛みが出てくることがあります。
骨隆起がある方の場合、基本的にはわずかなすき間を作ることにより歯肉が傷つかないように調整をしていきます。
どうしても設計に問題があったり調整をしても難しかったり、頻繁に傷が出来てしまうといった問題が生じたら外科的な切除をオススメすることもあります。

当院では

✬骨隆起が出来ている

✬過剰な歯ぎしりや食いしばりをしている可能性がある

このような症状がある患者さんには就寝時につけてもらうナイトガードをオススメしています。
寝ているときの歯ぎしりは日中の噛みしめと比べると、力も強く、コントロールも難しいです。
就寝時にマウスピース(ナイトガード)を装着することで過剰な食いしばりからお口を守ることができます。

気になることがありましたらお気軽にご相談ください(*´ω`)

 

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』
〒155-0033東京都世田谷区代田6丁目5-26 1階
【交通アクセス】小田急線「下北沢駅」より徒歩2分京王井の頭線「下北沢駅(西口)」より徒歩2分
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着色(ステイン)について

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

黄色い歯と白い歯だったら白い歯の方が良い!という方が大半だと思います。

白く輝く歯は憧れますよね!!

 

今回は『着色(ステイン)』についてのお話です。

歯の着色(ステイン)には外因性“  と 内因性“ に分かれているんです!

【外因性の着色】

①飲食物による着色

食べ物や飲み物に含まれている色素が歯の表面に付着し汚れとして残ります。

特に、清掃不良の場合は着色がつきやすくなります。

②タバコによる着色

タバコのタール(ヤニ)も、歯に固着しやすく、着色汚れの原因となります。

③治療後の詰め物や被せ物の劣化による着色

歯の治療に使用した金属の詰め物が劣化して金属成分がしみ出し、歯や歯ぐきに黒っぽい色が付くことがあります。また、レジンと呼ばれる白い詰め物も、経時的に変色する性質があります。

 

【内因性の着色】

①加齢による着色や変色

歯の外側は透明なエナメル質で覆われており、その内側には少し黄色い象牙質があります。この象牙質の色が透明なエナメル質からすけて見えるのでやや黄色味を帯びて見えます。加齢によって透明なエナメル質は少しずつすり減っていく反面、内側の象牙質は厚みを増すため黄色味が強くなります。

②歯髄が原因の着色

歯の中心部には、神経や血管が通っている「歯髄(しずい)」があり、その周りを象牙質が取り囲んでいます。外傷などで歯髄が壊死したり出血したりすると、歯の内部が着色してしまい、その結果外からも着色して見えます。

③抗生物質(テトラサイクリン系)による変色

テトラサイクリンなど特定の抗生物質は、形成期の歯や骨に沈着しやすく着色性もあり、多量に摂取した場合、歯が着色する場合があります。歯は胎児期にも形成されるため、妊娠中期以降に妊婦が摂取すると、子どもの乳歯の着色に影響し、また、新生児や乳幼児が摂取すると永久歯の着色に影響する場合があると言われています。

④その他による変色

歯の形成期中にある種の全身疾患にかかったり、エナメル質や象牙質の形成に異常が生じたりすると歯の色が変色することがあります。

 

みなさんに大きく関わってくるのは外因性の飲食物による着色かと思います。

では、どのような食べ物飲み物が着色しやすいと思いますか…?

 

《着色しやすい食べ物・飲み物とは?》

色の濃い食べ物や飲み物が着色しやすいです。

・カレー

・スパゲッティ

・ヤキソバ

・みそ

・醤油

・ソース

・ケチャップ

・チョコレート

・ぶどう、イチゴ等色が濃いもの

・コーヒー

・紅茶

・赤ワイン

・お茶

・コーラ

などがあります。

 

《着色の対策とは?》

・色の濃い食べ物を食べすぎない、白色の食べ物を食べる

・食べたあとはすぐ歯磨き・うがいをする

・タバコは控える

といったものが効果的です!

 

しかし、一度歯に着色してしまった場合、自力で落とすことはなかなか難しいため、

定期的なクリーニングをおすすめします(^^)

是非みなと歯科で定期的なメンテナンスを行っていきましょう!

 

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歯磨きで出血する理由

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

みなさん、普段歯磨きをしていて、歯ぐきから血が出ることはありませんか?

今回は、歯磨きで起こる出血の原因についてお話します♪

 

 

出血の原因は?

歯磨きで出血する主な原因は、磨き残した歯垢の中で細菌が繁殖して歯茎が炎症を起こしているからです!

健康な歯茎はピンク色をして引き締まっていますが、炎症を起こした歯茎はブヨブヨした感じで赤く腫れている状態になります。

歯茎が腫れている部分に歯ブラシが当たり、その刺激が出血を引き起こすのです。

血が出だしたら、歯周病の初期の症状です。歯周病に気づいたら、必ず早めに処置をしましょう!

 

歯磨きをしている猫のキャラクターのイラスト

歯周病の怖いところは、自覚症状がない状態で進行してしまうところです。

 

歯周病は「沈黙の病気(サイレント・ディシーズ)」とも呼ばれており、症状に気づいた時には歯周病がかなり進行しており、手遅れになると歯がグラグラ揺れはじめ、最終的には抜けてしまいます。

歯周病の予防や治療の為には、毎日の歯磨きで歯垢をしっかりと除去することが重要です。

歯と歯茎の間の歯周ポケットの中の歯垢は歯みがきでは落としにくいため、歯科医院で定期健診を受け、クリーニングをすることをおすすめします!

重症になると歯垢の除去による簡単なクリーニングだけでは治せませんが、軽症のうちならまだ間に合います!

 

 

出血するから歯磨きをやめるのはダメ!!

 

歯磨きの時に出血して驚いた経験のある方は、「血が出るのは歯を磨きすぎたせい」と思われるかもしれません。

しかし、そこで歯磨きをやめてしまうのは逆効果です。

歯磨きをしないと歯垢がどんどんたまって、その中に細菌が繁殖するため、歯周病の悪化のリスクが高くなります。

歯垢がたまりやすいのは歯と歯の隙間や、歯と歯茎の間で、その部分にたまった歯垢をそのままにしてしまうと、歯周病菌は歯と歯茎の間の歯周ポケットをどんどん深くしていきます。

歯周ポケットの内部の歯垢や歯石は歯ブラシではなかなか取れませんので、更に歯周病が悪化するという悪循環にはまってしまいます。

多少の出血でしたらすぐに止まりますので、力を入れすぎないように歯ブラシをやさしく当てて、歯磨きを続けるようにしましょう。

それが歯周病の悪化を食い止めることに繋がります!

 

歯磨きで血が出る方は、まず歯医者で定期健診を受けることがとても大切です。

定期健診で歯周病がどの程度進んでいるのかわかりますので、すぐに治療すれば歯周病の進行を食い止めることが出来ます!

現在の歯の状態を知るためにも、定期健診の受診は欠かせないものです。

ぜひ定期検診を行っていきましょう(^_-)-☆

歯医者さんのイラスト(職業)

 

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顎が痛い…

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

今回は『顎関節症』についてのお話です

口を開けた時、顎が痛かったりカクカク音がする!

といった経験はありませんか?

もしかしたら『顎関節症』かもしれません.·°՞(˃ ᗝ ˂)՞°·.

 

『顎関節症』には主に、顎の痛み、口が開かない、音がするなどの症状があり、食べ物を噛んだり口を動かす際に症状がみられることが多いです。

また、これらの症状の他に頭痛や肩こり、めまい、目の疲れなどの多様な副症状がみられることもあります。

 

《顎関節症の種類》

 咀嚼筋痛障害 (Ⅰ型) ●

顎を動かした際、こめかみや頬の筋肉が痛む。カクカクという関節音はしない

原因:口腔内の炎症、くいしばり、歯ぎしりなどによる咀嚼筋の使いすぎ

 顎関節痛障害(II型) ●

顎の関節周囲が痛む。カクカクという関節音はしない

原因:大きい口の開けすぎ、硬いものの食べすぎなど

 

 顎関節円板障害(Ⅲ型) ●

・復位性(Ⅲa型): 開口すると円板が正常位置に戻るもの

・非復位性(Ⅲb型): 開口しても円板が正常位置に戻らないもの

関節の中の関節円板がずれたり変形するもの

始めはⅢa型から始まりカクンという音が出る。進行するとⅢb型に変化し、開口障害と痛みが強くなる

原因:不正咬合、くいしばり、うつぶせ、頬杖など

 

 変形性顎関節症(Ⅳ型) ●

顎の関節に負担がかかり、関節が変形してしまうもの。顎を動かした時に痛みがあり、ジャリジャリと音が出る場合もある

原因:Ⅲ型の悪化、骨の病気

《顎関節症の治療方法》

顎関節症の種類についてお話ししましたが、どんな治療法があるのでしょうか?

顎関節症の治療は歯科医院によって異なる場合があり、患者さんの症状によっても変わってきます。

【薬物療法】

消炎鎮痛を目的として薬を投与します。

【理学療法】

咀嚼筋をマッサージをしたり、電気を流したりして、顎周辺の筋肉の緊張を改善します。

【運動療法】

ずれてしまった関節円板を元に戻すような運動を行ったり、顎周りの筋肉のストレッチを行い、口を開けられる量を増やしたりします。

【マウスピース・スプリント療法】

最も一般的な治療方法は上顎または下顎にマウスピースを装着します。

睡眠時の歯ぎしりや食いしばり(睡眠時ブラキシズム)時の咀嚼筋の緊張の緩和や、顎関節部への負荷の軽減が目的です。

 

 

 

以上のような治療法があります(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)

 

他にも、ストレスは食いしばりなどの原因となるため取り除く必要があります。

その根本的な原因へのアプローチも必要になるでしょう。

 

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口呼吸のリスク

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

みなさん、人から口呼吸を指摘されたことはありませんか??

今日は、口呼吸のリスクについてお話します(^^)

 

.

 

 

口呼吸7つのデメリット

①呼吸器系の病気のリスクが上がる

口呼吸をすると、鼻の粘膜のように加湿することがなく、乾燥したまま冷えた空気が気道へと送られます。

乾燥した空気が通ることによって、口内や喉が乾燥します。

その結果、口内トラブルや喉の炎症など呼吸器系の病気を起こしやすくなります。

 

②歯の着色を起こしやすい

普段、鼻呼吸ができていれば閉じている口も、口呼吸をしていると開きっぱなしです。

これは唇が前歯の表面に触れる機会が少ないということでもあります。

実は唇が歯の表面に触れるということは、着色を軽減するために実は重要です。

つまり口呼吸をしていると唇が前歯に触れず、歯の着色を起こしやすくなります。

 

③口内トラブルを起こしやすい

お口の中は唾液によって常に湿った状態になっていますが、口呼吸をすることで乾燥してしまいます。

お口の中が乾燥すると、元気になるのはさまざまな細菌。

人の口内には数億以上の細菌がいますが、それらが唾液による殺菌効果が減るために活動を活発化させてしまいます。

その結果、虫歯や歯周病といったトラブルが起こりやすくなります。

乾燥による口内への影響はとても大きく、虫歯や歯周病だけでなく歯ぐきの炎症や口内炎なども引き起こしてしまいます。

 

④歯並びが悪化する

口呼吸を続けていると歯並びも悪化してしまいます。

歯並びは、舌が内側から歯を押す力と、頬や唇などが外側から歯を押す力のバランスによって成り立っています。

しかし口呼吸をしていれば、唇が外側から中へと押す力が不足。

前歯が出てきやすくなるのです。とくにお子さんは注意が必要です。

 

⑤顔つきが老けやすくなる

口呼吸をしていると口元の筋肉はゆるみがちです。

鼻呼吸をしている人に比べて、顔や口元の筋肉がたるんでしまい、老け顔に見られます。

口をぽかんと開けた顔のままでいるため、ぼーっとしていると思われることもあると思います。

 

⑥ 集中力が低下する

口が空いているので乾燥して喉が渇きます。

喉の渇きが刺激となって集中力が低下することがあり、物事の進みが悪く、さらにストレスが蓄積してしまう原因になります。

 

⑦アレルギーのリスクが上がる

鼻呼吸では空気中に含まれるアレルゲンを除去することができます。

これは鼻の奥にある扁桃リンパ組織という免疫系組織による役割で、病原微生物を排除さついるからです。

しかし口で呼吸をするとここを通らず、病原微生物はそのまま体内へ侵入してしまいます。

また口呼吸によって扁桃リンパ組織へ空気が逆流すると、組織の機能が低下します。

すると免疫系に異常が生じるため、アトピーなどのアレルギー性疾患リスクが高くなるといわれています。

 

 

 

口呼吸はデメリットがたくさん!

 

鼻炎など何らかの病気がある場合には専門機関を受診し、改善しましょう。

口呼吸ではなく鼻呼吸ができるようになれば、全身によい影響を与えるようになります。

また無意識に口呼吸をしているという方は、意識して鼻で呼吸をすることがとても大切です。

最初は慣れなくて少し苦しいかもしれません。

しかし、使っているうちに筋肉が刺激され楽になってくるはずです。

意識して鼻呼吸をしてくださいね(^^)

 

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むし歯の正体

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

みなさんが一度は聞いたことがあるであろう「むし歯」。

ですが、どのようにして「むし歯」になっていくのか知っている方はそれほど多くないのではないでしょうか?

今回は「むし歯」についてのお話です。

「むし歯」とは一言で言うと、酸によって歯が溶けてしまう病気のことです。

まずはお口の中にいる菌について説明します。

【ミュータンス菌】

口腔内に存在する常在菌で、食べ物に含まれる糖や炭水化物を分解して強い酸を出します。

ミュータンス菌の量が多いと作り出される酸も多いので、むし歯発生のリスクが高くなります。

【ラクトバチラス菌】

むし歯を進行させる菌です。

プラークコントロールをすることでその数を少なくすることができます。

これを踏まえた上で「むし歯」発生のメカニズムについてお話しします。

ミュータンス菌は私たちが食べるご飯やお菓子、ジュースなどに含まれる糖質を栄養にし、歯垢(プラーク)を形成します。

そして、歯垢(プラーク)の中でミュータンス菌がさらに増殖して糖質から酸を作り出し、その酸によってエナメル質や象牙質が溶けてしまいます。

この現象を“脱灰“ といいます。

この、歯が溶ける状態(脱灰)がずっと続いてしまうと、ついには穴があいてしまい元には戻らなくなってしまいます。

次に「むし歯」の進行についてです。

「むし歯」の進行はC0〜C4の計5段階に分けられています。

歯科検診などで耳にしたこともあるかもしれません。

【C0】

初期むし歯とも呼ばれます。

歯の表面が白く濁ってくすんで見える状態です。

まだ元の健康な歯に戻る可能性がありますが、放っておくとむし歯が進行してしまいます。

【C1】

歯の表面を覆っているエナメル質が脱灰(歯が溶ける)している状態です。

痛みはあまり感じませんが、歯の表面が白く濁っていたり茶色などに変色してざらつくこともあります。

【C2】

象牙質の層にまで進んで穴があいている状態の中等度のむし歯です。

冷たいものを食べたり飲んだりすると歯がしみます。

【C3】

むし歯が大きな穴になって象牙質の大部分に及び、歯髄(神経)まで達している状態です。

炎症を起こし激しい痛みをともないます。

【C4】

歯がくずれて根っこだけが残ってしまった状態です。

このまま放置しておくと歯髄(神経)が腐敗してしまい、さらに歯周病へと進んでいきます。

最後に、「むし歯」はお口の中の菌を増やさないようにすること、酸を作りにくい生活習慣をすることで予防できる病気です。

上でお話しさせていただいた通り、最初は痛みもあまりないため自分では分かりにくいですが、進行してしまうと元には戻らなくなってしまうので、定期的な歯科検診をおすすめします!

 

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歯医者は“治す場所”じゃなく“守る場所”

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

 

〜3ヶ月に1回のクリーニングで、未来の自分の笑顔を守ろう〜

「虫歯もないし、痛くないし…」

そんな理由で、歯医者さんから足が遠のいていませんか?

でも実は、歯のトラブルは“痛くなる前”に始まっていることが多いんです。

だからこそ大切なのが、定期的な“歯のクリーニング”。

◆ 歯科クリーニングってなにするの?

専門的には「PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)」と呼ばれるもので、

  • 歯石や着色汚れ(コーヒー・紅茶・たばこなど)の除去
  • バイオフィルム(歯垢の強化版)の除去
  • フッ素などでの仕上げコーティング

を、歯科衛生士さんが丁寧に行ってくれます。

◆ 毎日の歯みがきだけじゃ、落としきれない汚れがある

どんなに丁寧に磨いていても、歯と歯ぐきのすき間、奥歯の裏側には汚れが残りがち。

そこがやがて、虫歯・歯周病・口臭・黄ばみの原因に。

でもクリーニングなら、それらを根こそぎOFFしてくれます。

◆ 美容にも!健康にも!

  • 歯の黄ばみが落ちて、笑顔に自信が出る
  • 口臭の原因菌が減って、対人印象UP
  • 歯周病菌が減って、全身の炎症リスクが下がる(糖尿病・心疾患など)

「歯のケア=見た目と健康の両方に効く」って、すごくないですか?

◆ どれくらいの頻度で行けばいいの?

→ 目安は 3ヶ月に1回

でも、歯ぐきの状態や歯並びによっては1〜2ヶ月ごとのケアが理想的な人も。

定期的に通っていると、もしトラブルが見つかっても「早期発見・軽症で済む」ので、通院のストレスも減ります。

◆ 未来の自分にありがとうって言われる選択

肌や体のメンテナンスと同じように、

歯にも“プロのケア”を取り入れる時代。

あなたの笑顔と健康を守るために、ぜひ「歯のクリーニング」を習慣にしてみてくださいね。

 

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歯間ブラシ、サイズ合ってますか?

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

 

〜自分にぴったりのサイズで、歯と歯ぐきの健康を守ろう〜

「毎日ちゃんと歯みがきしてるのに、歯医者さんで“歯ぐきに炎症がありますね”って言われた…」そんな経験、ありませんか?

実はそれ、歯と歯の“すき間”の汚れが原因かもしれません。

そこで活躍するのが「歯間ブラシ」。けれど、サイズ選びを間違うと効果が半減してしまうのです。

 

 

◆ 歯間ブラシの役割って?

歯ブラシでは届きにくい、**歯と歯の間の汚れやプラーク(歯垢)**を取り除くのが歯間ブラシの役目。

特に30代以降は、歯ぐきが下がって歯の間が広がりやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

◆ サイズが合わないとどうなる?

  • 小さすぎる歯間ブラシ → 汚れが十分に取れない
  • 大きすぎる歯間ブラシ → 歯ぐきを傷つけてしまう、歯間を広げてしまう

どちらも逆効果。だからこそ、自分にぴったりのサイズ選びがとても大切なのです。

◆ サイズの目安と選び方

歯間ブラシには「SSSS~LL」など数種類のサイズがあります。

初めて使う人は、次の順番で選んでみてください。

  1. まずは最も細いサイズ(SSSS)から試す
  2. 無理なくスッと入るが、ゆるすぎないものがベスト
  3. 場所によってサイズが違うこともある
    → 一番狭い箇所に合わせて、他の箇所は少し角度を調整

◆ 歯医者さんで確認するのが一番確実

自分で判断しにくい場合は、歯科衛生士さんに相談してみてください。

実際に使ってみて、サイズの違う歯間ブラシを何本か組み合わせるのも◎。

◆ 毎日のケアで「未来の自分の歯」を守る

歯間ブラシは毎日の小さな習慣ですが、10年後の歯の健康に大きく差が出ます。

正しいサイズで、やさしくケアを続けていきましょう。

 

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「デンタルフロスって必要?」今さら聞けないフロスの話

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

 

歯磨きだけで満足していませんか?

実は、歯ブラシだけでは歯の汚れの6割〜7割しか落とせていないこと、知っていましたか?

その残りの汚れが溜まり続けると…虫歯や口臭、歯周病の原因に🥶

そこで登場するのが、“デンタルフロス”

【デンタルフロスの役割とは?】

デンタルフロスは、歯と歯の間の汚れを取り除く専用アイテム。

歯ブラシの毛先が届かないすき間に詰まったプラーク(歯垢)や食べカスをからめ取ってくれます。

✔️ 虫歯予防

✔️ 歯周病予防

✔️ 口臭対策

✔️ 歯ぐきの健康維持

実はこれ、“未来の自分の歯”を守るための投資”なんです🦷⭐︎

🕒【いつ・どのタイミングで使う?】

基本は、1日1回、寝る前がおすすめ!

夜は唾液の分泌が減って、菌が繁殖しやすくなるから、寝る前にきっちりケアしておくのがベスト✨

【どう使う?】

▶︎ 初心者さんには、ホルダータイプ(持ち手付き)がおすすめ

▶︎ 慣れてきたら、ロールタイプ(指巻き)で細かく調整すると◎

コツは、歯ぐきを傷つけないように“やさしくカーブさせて沿わせる”こと!

 

【よくある誤解】

「血が出るからやめた方がいい?」

→むしろ逆!血が出るのは歯ぐきが炎症を起こしてるサイン

使い続けることで、出血も徐々に減っていくケースが多いです🌿

💡【まとめ】

「毎日フロス」=「5年後・10年後も自分の歯で美味しく食べる未来」への第一歩。

たった数分で、あなたの歯と印象が変わるかもしれません🪄✨

 

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タフトブラシを使ってみましょう

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

✬『タフトブラシ』をご存知ですか?✬

歯磨きのとき、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシを使っている方は多いかと思います。
これからはこちらも一緒に使ってもらえるとさらに歯がピカピカになります✨

タフトブラシとは、毛束が一つにまとまった小さなヘッドの歯ブラシのことです。

通常の歯ブラシでは届きにくい歯の隙間まで磨くことができるため、普段の歯磨きでは落としきれない汚れを落とすのに最適です。
親知らずや歯周ポケットのケア、歯科矯正中の装置の隙間などピンポイントで歯垢を除去できます。
乳歯と永久歯が混在するお子様の仕上げ磨きにも向いています。

<タフトブラシで集中的なケアができる場所>

🔴前歯の裏側🔴

🔴抜けた歯のまわり🔴

🔴生え変わりの時期の歯🔴
歯が生え変わる6歳から12歳ころまでのお口の中は乳歯と永久歯が混在しているため、段差が生じます。
普通の歯ブラシでは毛先が届きにくいため段差を磨くのは難しく、永久歯は乳歯と比べると溝が深いため歯垢がたまりやすくなります。
そこで、ヘッドが小さく細かいところまで毛先が届きやすいタフトブラシを使用すると乳歯と永久歯の段差が磨きやすくなります。

🔴歯並びが悪いところ🔴
歯並びが悪いと、どうしても歯と歯が重なってしまいます。こういった状態では歯垢が溜まりやすくなり、虫歯や歯周病といったリスクが出てくるので細かい部分まで磨けるタフトブラシはおすすめです。

🔴親知らずのまわり🔴
親知らずは一番奥の歯のさらに奥に生えるため非常に磨きにくいです。
一部しか生えていないものや、まっすぐ生えてこなかったり斜めに生えてくる親知らずもあります。
こうした親知らずの周りをケアするのにもタフトブラシは役に立ちます。
口はあまり開かずに、閉じ気味で磨くと毛先が奥まで届きやすいです。

🔴ワイヤー矯正中の方🔴
ワイヤー矯正をしていると、矯正器具の周りに食後の汚れが残りやすく虫歯になる可能性がでてきます。
ブラケットの周りやワイヤーの下の細かいところをしっかり磨いて汚れを落としていきましょう。

<タフトブラシの使い方>

鉛筆と同じように握って、毛先を小刻みに動かします。
最初は難しいかもしれないので、鏡を見ながら磨いていきましょう。
歯ぐきの境目は歯ぐきに沿うように毛先を動かし、歯と歯のあいだは小刻みに毛先を動かします。
歯並びがガタガタしているところは毛先を上下に動かすと磨きやすいです。

うまく使いこなして磨き残しのないピカピカの歯を目指しましょう(▼・ᴥ・▼)⚐⚑⚐

 

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