こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。
お口の中に硬いコブのようなものはありませんか?
このコブは『骨隆起(こつりゅうき)』といわれ、
上顎の内側にできるものを『口蓋隆起(こうがいりゅうき)』
下顎の内側に出来るものを『下顎隆起(かがくりゅうき)』
上下の歯ぐきに出来るものを『歯槽隆起(しそうりゅうき)』といいます。
口蓋隆起(こうがいりゅうき)

上顎の真ん中から喉へと向かって出来る骨のふくらみ
自覚症状はなく、上の顎は自分自身で見ることが少ないので気が付いたら大きくなっていることがあります。
熱いものを食べて火傷をしたり、口内炎が出来ることで痛みが発生し気づく方が多いです。
下顎隆起(かがくりゅうき)

前から4・5番目の歯の内側に出来る半球状の骨のふくらみ
基本的に左右に出来るため、下顎隆起が大きくなると喋りにくくなることもあります。
歯槽隆起(しそうりゅうき)

歯を支えている歯槽骨という骨がふくらみ、歯ぐきがコブのように盛り上がってきます。
歯槽隆起は上下の歯ぐきにできるため、これにより歯周病が悪化する可能性もあります。
骨隆起は触ると硬く、痛みはありません。
すでに出来ている骨隆起が自然に消えてなくなるくことはありません。
骨隆起が出来てしまう原因はまだハッキリと解明されていませんが、遺伝的な要因、噛む力が強い場合(夜間の歯ぎしりなど)はその力が顎に伝わることで骨が発達すると考えられます。
この噛みしめた状態が長く続くことで筋トレのようになってしまい歯を支える骨が膨らんでいってしまうのです。
骨隆起は除去したほうがいいの?
食事や会話の時に支障がない場合はそのままにしておいて大丈夫です。
ただ、入れ歯を使っていくことになった時に入れ歯と骨隆起が当たったり擦れたりして痛みが出てくることがあります。
骨隆起がある方の場合、基本的にはわずかなすき間を作ることにより歯肉が傷つかないように調整をしていきます。
どうしても設計に問題があったり調整をしても難しかったり、頻繁に傷が出来てしまうといった問題が生じたら外科的な切除をオススメすることもあります。
当院では
✬骨隆起が出来ている
✬過剰な歯ぎしりや食いしばりをしている可能性がある
このような症状がある患者さんには就寝時につけてもらうナイトガードをオススメしています。
寝ているときの歯ぎしりは日中の噛みしめと比べると、力も強く、コントロールも難しいです。
就寝時にマウスピース(ナイトガード)を装着することで過剰な食いしばりからお口を守ることができます。
気になることがありましたらお気軽にご相談ください(*´ω`)
下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』
〒155-0033東京都世田谷区代田6丁目5-26 1階
【交通アクセス】小田急線「下北沢駅」より徒歩2分京王井の頭線「下北沢駅(西口)」より徒歩2分
#下北沢 #歯医者 #歯科 #下北沢西口 #下北沢駅 #下北沢駅西口
日付: 2025年11月15日







.










