だらだら食べていませんか?

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

衛生士の太田です。
突然ですが、みなさんは規則正しい食事ができていますか?
私たちは日々生活する中で、ご飯を食べたりお菓子を食べたり飲み物を飲んだりしています。

それって実はお口の中の状態とものすごく関係していて、むし歯のリスクとも関わってくることなんです!
前回の「むし歯」についてのお話しを思い出しながら今回の記事を見ていただけたらと思います(^ ^)

みなさんは“ステファンカーブ“ という言葉を聞いたことはありますか?
多くの方は聞きなれない言葉なのではないでしょうか。

【ステファンカーブ】

ステファンカーブとは、お口の中のpH(ペーハー)の変化をグラフに表したものです。
お口の中は普段pH7.0(中性)に保たれていますが、食事をする度に酸性に傾いてしまいます。

前回のお話で、歯が溶ける状態(脱灰)という言葉を出しましたが、脱灰の反対で歯を修復する状態(再石灰化)という言葉があります。

お口の中が酸性になっている時は「脱灰」している状態
お口の中が中性になっている時は「再石灰化」している状態 と覚えてください。

つまり、間食やだらだら食べをしてしまうと、お口の中が酸性になっている時間(脱灰している状態)が長くなってしまうため、むし歯のリスクはどんどん高まってしまいます!
特に乳歯や生えたばかりの永久歯は歯質も弱く、むし歯になりやすいので要注意です!

しかし、食事をしてお口の中が酸性に傾いてしまっても、※唾液の緩衝作用によって中性に戻そうとします。

※唾液の緩衝作用とは
口腔内のpHに変化が起きた時、唾液が正常な範囲に口腔内を保とうとその変化に抵抗する働きのこと

ですから、歯が溶ける状態(脱灰)が一時的なものであれば、緩衝作用により中性に戻り、歯を修復する状態(再石灰化)が起こることでむし歯のリスクは低くなります。

以上のことから、間食をする際は、何回も分けて食べるのではなく、一度にまとめて食べるよにし、だらだら食べの時間を減らしましょう!

ご飯やお菓子を食べた後はその都度歯磨きをするのが理想です。
ですが、食べた後毎回歯磨きできないよ!という方もいらっしゃると思います。
そんな方は、出来るだけうがいをしたりお水を飲むようにしましょう。

ただし!
寝ている間は唾液の分泌が減ってしまうため、再石灰化ができない状態になっていますので、寝る前はしっかり歯を磨いてからスヤスヤタイムに入りましょう(´-`).。oO

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』
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