歯周病と認知症の関係

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

 

今日は歯周病と認知症の関係についてお話ししたいと思います😃

 

近年増えてきている認知症の患者数ですが、認知症予備軍の方も含めると65歳以上の高齢者では4人に1人といわれています。
認知症の患者さんは増えてきていますが根本的な治療は開発されていません。

歯周病の方はそうでない方に比べると認知症を発症する確率が高いと言われています。
認知症を発症する確率が高い歯周病。いったいどんな病気なのでしょうか。

歯周病とは!?
歯周ポケットといわれる歯と歯茎の隙間に、細菌が溜まっていき歯茎の内部で炎症を起こす病気です。
歯磨きが十分に出来ていないと細菌が繁殖してしまいます。
細菌は歯と歯の間に溜まった汚れや食べかすをエサにして繁殖していき、歯垢になっていきます。
この歯垢の中の細菌が毒素を生み出し、歯肉に炎症を起こしていくのです。

 

軽度であれば歯周病になっていても症状が出ない場合もありますが、進行していくと歯茎の腫れや赤み、痛みなどの症状が現れ、重症化すると歯を支える骨が溶けてしまうため、歯が弱くなり歯がぐらついてきたり最悪の場合は歯が抜けてしまうことがあります。

歯が抜けてしまうと上手く物を噛むことが難しくなってしまいます。
噛むという行為、歯と歯をかみ合わせた時に脳に刺激が伝わるといわれています。
この刺激は歯の根っこの周りを覆っている歯根膜(しこんまく)から脳に伝わり、運動や感覚を司る部分、記憶・思考・コミュニケーションをとるときに働く部分、意欲に関する脳の部分を活性化することに繋がっています。
残っている歯の数が少ないと、脳への刺激が少なくなり脳の働きに影響が出てしまいます。

 

 

歯周病はいつの間にか発症していることもある病気です。
以下の項目でチェックしてみてください。

◇口臭が気になる
◇朝、起きたら口の中がネバネバする
◇歯磨きの時に歯ぐきから出血がある
◇歯ぐきが赤く腫れている
◇歯ぐきに触ると痛みを感じる
◇歯と歯の間に隙間ができてきた
◇歯並びが変わってきたように感じる
◇歯が伸びたように感じる
◇歯が浮いているような感じがする
◇噛むときに歯の揺れる感じががある

 

4つ以上当てはまる方は歯周病が発症している可能性があります。

認知症を予防するためにも歯周病の予防をしていきましょう(*^^)v
なにかお口こと中で気になることがありましたら遠慮なく当院へお越しください(*^▽^*)

 

下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』

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