歯ぐきが黒くなる原因

こんにちは!下北沢の歯医者『下北沢みなと歯科』です。

 

鏡でお口の中を見た時、歯に注目してしまいじっくりと歯ぐきまで見る機会はあまりないかもしれません。
しかし、よーく歯ぐきを見てみると、意外と黒ずんでいるところはありませんか?

歯ぐきが黒くなってくる原因はいくつかあります。

○歯周病○
お口の中の環境が悪く、歯周病になった場合歯ぐきが変色してしまいます。
歯周病によっておこる変色には大きく分けると2種類あります。

*歯ぐきそのものが黒く変色する
この状態では変色している場所に炎症が起きている可能性が高いです。
最初は赤くなり、その赤みが強くなっていき赤紫っぽくなり、そのまま進行すると黒っぽくなる。
こういった変色の仕方をしているのであれば歯周病かもしれません。

*歯とかぶせ物の間に汚れや歯周病菌が溜まり変色する
かぶせ物をしていると、どうしても汚れが溜まってしまい黒っぽく見えることがあります。
その汚れが歯周病菌を繁殖させ、歯ぐきが炎症をおこし変色している場合も。

○歯の根が変色している○
歯の根が変色すると歯ぐきが黒く見えてしまうことがあります。
変色する理由はいくつかあります。
*神経治療で歯髄の細胞が死んだため変色した
*歯髄に血液中の鉄分が染みついて変色した
たとえばこういった理由があります。
歯の根に染みついた色を完全に除去するのは難しいです。しかし、色の除去は難しくても現在入っているかぶせ物を変えて、変色している部分が見えないようにするといった対処法があります。
歯の神経治療をし、かぶせ物をしている方はどうしても変色してしまいがちです。

○喫煙による色素沈着○
歯ぐきがピンク色なのは、歯ぐきの中の毛細血管が透けて見えているからです。
タバコを吸うとニコチンの影響で毛細血管が収縮し、歯ぐきに酸素や栄養が行きわたりにくくなるため、血管内を流れる血液の量が少なくなってしまい歯ぐきが黒ずんで見えてしまうのです。

○銀歯などが溶けだしたことによりおこるメタルタトゥー○
メタルタトゥーとは歯科治療に使った金属イオンが経年劣化により溶けだしてくることで、歯ぐきが斑点状もしくは帯状に黒く変色してしまった状態です。
過去に歯科治療で金属を使ったかせ物や詰め物をしている場合はこれにより歯ぐきの変色がおこっている場合もあります。
歯ぐきの黒ずみがメタルタトゥーだった場合は金属の除去が必要になってくることも。

歯ぐきの色の変色をそのままにしておくと歯や歯ぐきの異常を見逃してしまう可能性があります。
気になる方はお気軽にご相談ください(∩´∀`)∩

 

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